

数検1級の合格テンプレートはこちらです。
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数検1級の難易度や参考書や勉強法を漢検1級合格者が教えます
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数検準1級の難易度
自分の経験から申しますと、漢検準1級よりは難しいと思います。
では、どのように難しいのかを説明いたします。

数学3分野などが苦手な方への対処法などは次の記事に書いています!
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数検準1級が難しく感じる3つの理由とその克服法!数Ⅲをどうするか
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やはり数検2級とは違いそう簡単には合格させてくれないのが数検準1級です。
特に1次試験は7問題中5問正解しないと不合格になるので、ここの突破が(受験回によっては)キツイかな?と経験上感じます。

試験範囲が理系受験数学
数検準1級に合格できる≒G-MARCHの数学での高得点であるという感触があります。
そのため比較的難しい内容の試験であるとはお分かりいただけるとは思います。
もちろん最難関校などの問題は出ませんので、ご安心を!

受験数学の攻略法というより現代のテンプレートはこちらです。
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大学受験数学の攻略法!教科書からでも最難関までOK
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参考書で例えると、
本書のシリーズである『1対1対応の演習』の数学IAIIBⅢの計6冊の例題に習熟すれば、満点合格できるレベルです。

実際この参考書をマスター出来ないまま受験を迎える受験生も多く、決して低い敷居ではありません。
ギリギリ合格で良いならば、教科書だけでも何とかなるのですが危険ですね。
これだけでも数検準1級は簡単には受からせてはくれないと感じられますね。

数検準1級を振り返るとやはり苦戦しましたね。
過去に敗退した理由は数3の基礎力不足ではなくて、文系数学範囲の演習不足だったからです。
特に中学生で数検準1級に挑む方は上の点にご注意くださいね!— nananairu (@nananairu7) October 4, 2019
意外と1次試験が難所
数検準1級は1次と2次試験があります。
- 1次は計算のみ、
- 2次は記述式です。
このように表現されると「なーんだ。1次は楽勝だぜ」なんて思ってしまわれると思いますが。

数検準1級の過去問と具体的な対策方法
先ほど僕はギリギリ合格で良いなら教科書だけでも何とかなると書きました。
しかし学生でない方は、教科書なんて手元にない!という状態だと思います。

わざわざ教科書を何冊も買うのはコスパが悪いと思います。
そこで1対1対応の演習ほど難しくなく、これ1冊で合格ラインを安心して突破できる教材を紹介します。


中学数学がOKならば落ち着いて読み進めていただくと突っかからずに進められると思います。
- 基本的に例題を解けるようにする
- 定理の証明は飛ばしてOK
- 各章での例題を見て解答の方針が浮かべばクリア
この3点を意識していただければ、非常にスムーズに数検準1級に合格できる力は身につくと確信します。
1次試験
必ず出題される問題は、
頻出ナンバー1
数学Ⅲの積分、二次曲線で例えば「楕円の焦点を求めよ」や「双曲線の漸近線の方程式を求めよ」などの一問一答系極限値を求めさせる問題
- 次いで数学Ⅱの指数対数や恒等式系数学Bのベクトル
- 数学IAの頻度は低い傾向にあります。
1次試験は先ほど紹介させていただいた稲荷氏の参考書がベストだと思います。
そして最近、発売された神の本がありますので、紹介します。


2次試験
こちらは過去問を解くのが効率が良いと思います。運が良ければ上述の1次試験の対策だけで乗り切れる可能性大です。
本書は稲荷氏の参考書のアウトプット用のイメージです。

他の準1級用の参考書もありますが、
実際の問題よりも難しい問題が多かったりして合格には少々オーバーワーク気味な印象があるため、上述の2冊を強くオススメいたします。
数検準1級はこの2冊で合格は確実だ!
もし自分が0から数検準1級を取得しようと思うならば、この学習ルートが最短コースであると思っております。

数検準1級は決して簡単な級ではありませんが、努力で勝ち取れる範囲にあるはずです。
取得を目指す方は是非とも合格を奪取なさって下さい。
応援しております。
お読みいただき、ありがとうございます。