中学入試

中学入試の算数どのような順番で勉強すれば最難関中学に合格できる?

2020年1月7日

算数で苦労している小学生って多いですよね。

  • 中学入試に向けて算数を頑張りたいけど、なかなか問題が解けるようにならない!
  • そもそも算数の〇〇算がそもそもわからない!
  • 割合ってなんだ!

このように色々な悩みや課題を抱えている人がいます。

数検1級
そこで中学入試の算数でどの順番でどのように勉強すれば最難関中学校の受験算数で合格点が取れるのか?を説明します

会話相手
もちろん、中堅校にも対応できる記事にしたいと思います!

算数は大きく2つに分けられる!

算数の難易度に関しての区切り

  • 〇〇算の前→四則演算と小数分数
  • 〇〇算

大雑把にこのように分けられます。

算数の解き方の3つの方法論

  • 割合が絡む問題(速さや食塩水の問題など)
  • 規則性を発見する問題(個別→一般化の考えも含まれる)
  • 相似などの図形的性質を利用する問題(ダイヤグラムなど)

ほとんどの入試問題はこの2つを駆使すれば解ける問題のはずです。

数検1級
そこで上述の算数の大きな区切りなどを考慮に入れたオススメの勉強法や参考書を紹介していきます!

算数の入試問題はどこまで解ければ合格できるのか

一口に算数の受験問題と言っても入試のレベルによって対策法や狙う点数などが違ってきます。

ここではレベル別に中学校を大きく分けて、その現実的な対策法をお教えします!

中堅校

  • 大問1の計算問題
  • 大問2の小問集合
  • 残りの大問の文章問題で最初の問いだけ

これだけキチンと解ければ合格ラインは超えます。

基本的にバランスよく得点するのが中学入試では安全策だと僕は考えます。

会話相手
特化型は失敗した時にダメージが大きいですからね
数検1級
そうそう。いずれにせよ大学入試で最難関大学などはバランス型でないと不利になるので今のうちからそのような気持ちを心がけましょう!

難関校

  • 大問1の計算問題
  • 大問2の小問集合
  • 残りの大問の文章問題で出来るだけ多くの問いを完答する!

正直、最難関校になればなるほどこのようにすべきです。

数検1級
麻布など上位校は書かせることによって受験生の力を見ます
会話相手
なるほど。ということは普段から答案を書くような問題に当たることによって力をつけていくべきですね!

算数の入試問題で合格できるようになるための参考書

参考書と終わらせるべきタイミングを書いていきます!

ステップアップ演習

この本でかなりの中学校に合格できます。

  • 基本レベルの問題と解説が詳しい!
  • 問題数が多く力がつく!
  • 〇〇算というくくりで掲載されているので理解がしやすい

理想は小4の頃に頑張って終わらせられれば最高です。

プラスワン問題集

プラスワン問題集は上で養った実力でさらに実践力をつけます。

数検1級
具体的には先ほどの本がインプットでこの本がアウトプットという感じです

理想は小4〜5の頃に終わらせられればOK。

中堅校志望者はこの本がラストでも合格できます!

合格を決めるキーポイント

  • 本書はインプット用です!
  • 上位校でマスターしたい技やテクニックを薄いページでカバーできる効率の良い本です!

合格へのチャレンジ演習

灘中・筑駒・開成・麻布・・・

数検1級
名だたる最難関中学校で合格点を狙うならここまでやるべきです
  • 本書はアウトプットの本です!
  • 思考力を養うこと考え抜くこと、これを優先してください!

ここまで頑張れば算数は過去問演習でおしまいです。

中学入試は大学入試以上に地頭が要求される過酷なテストだと僕は思います。

地頭はやはり小さい頃に決まってしまうことが多いので中学入試を良い機会と思って頭をさらによくできるように頑張ってください!

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志田龍太郎

東大修士取得後30代で3000万円を築き早期リタイアした元数学教諭(麻布高など指導経験あり)の投資家。サイト+SNS運営などに取り組む傍ら英検1級勉強中。数検1級を高3で漢検1級を教諭時代に取得。数検1級は平成17年度の第106回検定にて合格しました。執筆などお仕事依頼などはお問い合わせからお願いします!

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