受験数学

数学の答案ではプチ背理法と逆のチェックをすると見栄えがよくなるよ

数学の答案で自分の答案に自信を持ちたいと思いませんか?

  • 答えは合っている
  • 計算式も問題ない
  • だけどなんだか見栄えが悪いしスッキリしない→減点される

この???な感覚についてお話しします。

論理的な根拠を明示できなければ完璧ではない

数学の答案で超厳密性が要求されることは大学数学ではないのでないと思います。

しかし合否という問題では、答案の書き方の意識の持ちようによっては大きな影響を及ぼすことがあります。

そのポイントは次の2つです。

  • 背理法を面倒がらずに使う
  • 逆のチェックを怠らない

背理法はなんども使って良い

背理法はかなり便利な証明方法です。

この本にもありますが、問題の随所で、

会話相手
おそらくこういった結論なんだけど、ビシって示せないものか・・・

という時にプチ背理法ができればかなり格好いいし、答案の見栄えも増します。

数検1級
何故ならばその答案には判断の根拠が書かれているからなんですね

同値性を意識した数学の理解をしましょう

多くは整数問題や通過領域で遭遇する同値性の問題が難関ですね。

同値記号を使いまくっている人もいますが、これはかなり危険です。

あなたが相当の数学の使い手ならば問題ないですが、下手に同値記号を使うと1つでも論理に矛盾が合った場合、大きな減点をくらう可能性があります。

会話相手
それは困った!
数検1級
僕がオススメするのは、ならば、ならば・・・という風に答えを絞り込んで、そして出てきた答えの妥当性をチェックするという方法だよ

赤本や大学への数学の月刊誌など使われてもいる手法です。

是非ともこの2つの答案の作成のポイントを試してみてくださいね!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

志田龍太郎

東大修士取得後30代で3000万円を築き早期リタイアした元数学教諭(麻布高など指導経験あり)の投資家。サイト+SNS運営などに取り組む傍ら英検1級勉強中。数検1級を高3で漢検1級を教諭時代に取得。数検1級は平成17年度の第106回検定にて合格しました。執筆などお仕事依頼などはお問い合わせからお願いします!

-受験数学
-