受験数学

数学を教えていて思ったこと。数学の先生へお願い。指導が全てです。

僕は数学の指導経験があります。

会話相手
崩壊しなかったんですか?
数検1級
したよ笑。でもその反対もあったり、とにかくいろんなドラマがあった

その中で、やはり僕は指導が全てだと思っています。

今日はそんな数学の先生へ向けた願いを書こうと思います。

天才は天才を見分けるというけれど

生徒は大人を見ています。

どんなに聞いていなくても、どんなに騒いでいても、その時の先生の様子や雰囲気を感じ取っています

数検1級
そしてこんな意見が多いと思うのですが、ちょっと待ってください!
  • どんなに高学歴でも
  • どんなに問題を解くスピードが早くても
  • どんなに受験テクニックを知っていても
  • 心の教育が全てだ!

このように論点が教科指導からずれてしまっている議論を目の当たりにする場面が何度かありました。

しかし、知識や知恵がなければ子供が成長して、他人へ幸福を願って手を差し伸べたとしても、その方々に何を与えられるのか?

最悪、自己満足あるいはナンセンスな結果となってしまうでしょう。

つまり良いことをしているように見えても、中身がペラペラだったら相手にとってはお節介になってしまう。

だからこそ僕はこう思うのです。

生徒の心に光を与えるには、教育者は知識と知恵が十分に備わっていなければならない。特に自分の指導科目は日本のどの教師よりも知識があるという自信がわき出てくるようにならないと、生徒はその先生を心から信じてついて行かないのではないかと思うのです。

数検1級
だからこそ先生方は、しっかりとご自分の科目を勉強して欲しい。中高の教師はその義務があります。学校の偏差値がいくらであっても、子供達はその教師の学び続ける姿勢に刺激を受けて良い方向に進んでいきます

教科を勉強するために必要だと思うこと

  • 難関大学の入試問題が解け、なぜ美しい問題か?をあなたなりの言葉で言えるようにする
  • なぜ足し算があるのか?など哲学的な思考も日頃から行う
  • その科目をやれば幸せになれるロールモデルになること

実はもっといっぱい書きたいのですが、その内容を3つにまとめました。

当分は、大学入試の数学の体系化をあなたなりにまとめていただく作業がメインになるとは思いますが、まずはそこをしっかりとお願いします。

大学受験数学の攻略法!教科書からでも最難関までOK

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会話相手
そんな先生が言っているテンプレートだから俺も私も信じてみようかな。こう言ったきっかけが集まって学力や能力は開花していくのではないでしょうか
数検1級
教師は全部を教えられない。時間数も足りないですし。だからこそ教師はきっかけを与えるのです。生徒はきっかけで変化を遂げるので、きっかけの質を高めて欲しいな!と思います

これまで何人か教え子が最難関大学への進学を始めとして、授業内外でとても努力して頑張っている姿を見てきました。

僕たち大人は、やはり学び続ける宿命を背負っているのですね。

学ぶのを辞めた時が我々の人生の終焉だと、だから生きるために、生き抜くためにこれからも精進して参ります。

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志田龍太郎

東大修士取得後30代で3000万円を築き早期リタイアした元数学教諭(麻布高など指導経験あり)の投資家。サイト+SNS運営などに取り組む傍ら英検1級勉強中。数検1級を高3で漢検1級を教諭時代に取得。数検1級は平成17年度の第106回検定にて合格しました。執筆などお仕事依頼などはお問い合わせからお願いします!

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