反復試行の確率でダーっと公式が並ぶわけですが、Cの意味はわかるのに、最後の失敗する確率をかける意味をわからない、
またはかけ忘れる人がたまにいます。
その理由を僕なりに説明します。
反復試行の確率とは?
- 反復→繰り返すこと
- 試行→実験のこと(サイコロを振る、コインを投げるなど)
- 確率→0〜1で決まる物事が起こりうる量(とここでは曖昧に説明)
そして確率は、日本語で「そして」という意味合いを感じたら、どんどん「かけ算」をしていくルールがあります。
その原則にのっとると、反復試行の確率とは次のようになります。
こんな式になります。
初めのCはn回やってk回当たる時の、順番を考えると出てきます。
そして問題は最後の()で書かれた式です。
もしも最後の()がなかったら?
上の式に1をn-k回かけても値は変わりませんね。
確率の問題で1をかけていくってどんな意味でしょうか?
つまり上の式って、こんな意味です。
実生活で確率1をかけるということをしてはダメ
こんな面白い本もあるように、基本的に人間って楽観主義の人の方が楽しそうですよね。
しかし、いつでも希望的観測を持っている人って危険です。
それが、成功でも失敗でもどっちでもいいやー!って心境ですよね。
此処一番の生死が決まる勝負で、これをやってしまうとダメですよね。
もっと確率を勉強したいかたはハッと目覚める確率を参照してください。