数学検定2級

なぜ弧度法を学ぶのか?度数法でダメな理由とは!

ラジアンを学ぶ理由がわからないまま公式を暗記するのはつまらないですよ!

意外とこの説明って学校でないので、このページや動画で説明していきます。

角度は実数なのか?

小学校で勉強した60度などの角度の単位を度数法と言います。

度数法とは1周を360度としていく考えです。

数検1級
しかし度数法の度とは実数ではありません。

数直線の上には実数をおくので残念ながら度数法で表された角度は置けません。

ということは座標軸の上にも置けません。

ということは微積ができないのです。

ということは角度を変数にとるような問題が解けなくなります。

このような不具合を解消するために角度を実数で表す(というよりも対応させる)方法があるのです。

弧度法により角度は実数値になる

弧度法とは単位円を使って定義されます。

そして大事なのは孤の長さになります。

この動画で弧度法の説明を5分間でしています。

弧度法で覚えるべき最初の公式は、180度=πということです。

πの後に単位ラジアンが省略されています。

弧度法の公式

  1. 扇型のこの長さ
  2. 扇型の面積

この2つの公式を頭に入れて欲しいです。

先ほどの動画の最後で導いています。

弧度法を今後メインで使っていくので度数法とはおさらばですね!

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志田龍太郎

東大修士取得後30代で3000万円を築き早期リタイアした元数学教諭(麻布高など指導経験あり)の投資家。サイト+SNS運営などに取り組む傍ら英検1級勉強中。数検1級を高3で漢検1級を教諭時代に取得。数検1級は平成17年度の第106回検定にて合格しました。執筆などお仕事依頼などはお問い合わせからお願いします!

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