受験数学

ベクトルを理解するための参考書を紹介

2020年1月2日

ベクトルって難しいという人が多いですよね。

特に初めて勉強する人はそう思うのは当然です。

数検1級
本記事ではベクトルで気をつけるべきことと良い参考書を紹介します!
  1. ベクトルの勉強の着眼点
  2. ベクトルのオススメの参考書

ベクトルが難しく感じる理由

ベクトルは高校2年生の数学Bで登場します。

ベクトルを得意になると、図形問題をデジタル的に答えをポンとだせるようになります。

しかし、一方でベクトルが矢印であるという外見にこだわりすぎると途端に理解不能になる分野です。

さらにベクトルは大学数学の真の意味で基本になるので尚更難しく感じている大学1年生もいるかと思います。

ベクトルは向きと大きさを持つ量ということをまずは覚えましょう!

ベクトルを受験数学で用いる2つの意味

  1. 次元という考えから逃げない
  2. 点の位置を求めるためにベクトルの成分を求めればよいという発想

極論はこの2つを意識すればベクトルは全くこわくないです。

会話相手
次元とはどのように数学では考えますか?
数検1級
2次元なら平行でなく大きさが0でない2つのベクトルの定数倍の和で絶対に表現できるという事実をりかいすること

そして、後者のポイントである成分を求めるという考えを徹底していくことこそが、受験でベクトルマスターになる最短距離です。

ベクトルの最高の参考書

では、ベクトルに関して上述の2点を徹底して解説してくれる参考書を紹介します。

1対1対応の演習

これの数学Bのベクトルの章は平面と空間に分かれており問題数もちょうどいい量です。

1対1対応の演習を夏休みに一気に仕上げるための学習スケジュール!

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例題も選定が秀逸で最高です!

困ったら一対一対応の演習を選べば間違いはないです。

志田晶のベクトル

さきほど述べた2点の注意を本当に丁寧に説明されているロングセラーです。

さすが予備校の凄腕です。解説が神です!

この二冊を参考に頑張ってください!

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志田龍太郎

東大修士取得後30代で3000万円を築き早期リタイアした元数学教諭(麻布高など指導経験あり)の投資家。サイト+SNS運営などに取り組む傍ら英検1級勉強中。数検1級を高3で漢検1級を教諭時代に取得。数検1級は平成17年度の第106回検定にて合格しました。執筆などお仕事依頼などはお問い合わせからお願いします!

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