というより細かいスケジュールですね。
このスケジュールは次のような人をイメージして作成しました!
- 東大・東工大・医学部狙いの高校2年生
- 東大文系・一橋狙いの高校2年生
- 御三家などの超進学校の中3以上の生徒
- 数検準1級を狙う高校生や大学生や社会人の方
教科書の例題を理解できれば無理なく学習を進められるプランを提示していきます!
夏休みは一気に数学の実力が上がる時期!
この夏で一気に数学の偏差値をぶっちぎりで上げたい!と願うあなたに7週間の数学の勉強プランを提案します!
使用する参考書は超有名な参考書『1対1対応の演習』の例題部分です!
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大学受験数学の攻略法!教科書からでも最難関までOK
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今回は数学Ⅲを除く高校数学を自由自在に扱うための軸となる文系数学範囲、数学IA IIBに絞ってのプランとします。
夏休みは『1対1対応の演習』あるいはそれに該当するレベルの問題集の数学IA IIB の範囲を回せることを第一目標にします。
1対1以外の参考書などを使う場合は、下記に該当する単元に相当する部分を学習していただければ OK です。
1対1対応の演習は、例題だけ回せば OKですので、最も学習効率が高い学習書なので、僕は1対1対応の演習をめっちゃ強く推奨します!
さて、基本的に週ごとに1単元の理解と吸収がメインです。
その理由は、同じ問題を高速で何度も復習して欲しいためです。
復習の期間は下に定められた各週に基本的には限定されるイメージです。
そうすることによって、数学の学習(典型問題のインプット)が効率的に行えます。
そのため、週ごとに学習すべき内容を以下に提案します。
以下、夏休みを全部で7つの週ごとの期間に分けて、具体的に行うべき場所の指定をしていきます。
- 第1週:7月15日〜7月21日
- 第2週:7月22日〜7月28日
- 第3週:7月29日〜8月4日
- 第4週:8月5日〜8月11日
- 第5週:8月12日〜8月18日
- 第6週:8月19日〜8月25日
- 第7週:8月26日〜8月31日
各例題は目で見て理解しようとするのではなく、
ノートに1ページ1題を解く感じで、学習を進めていきましょう。
1対1対応の演習を7週間で全てやり抜く技術
最も記憶に残る1対1対応の演習の学習法を説明します!
- ステップ1:まず解答を見ずに問題を3分間、実験などをして方針を探ろうとする。
- ステップ2: 探ろうとして、方針が分かっても分からなくても、解答を見てしまいましょう!その理由は学習の効率(典型問題のインプット)を最大限に上げるためです。
- ステップ3: ノート1ページにつき、1題の問題を自分が夏休みで消化できる程度にメモを取っていくイメージで作成を進めてい く。綺麗に書こうとはせずに、後々の自分にメモを残す感じで OK
以下、学習効率が高くなる順番に単元と問題番号を並べています。
ぜひ、参考にしてください。
第1週
- 数学I→図形と計量(三角比)の10題→ここは一気に仕上げよう!
- 数学A→場合の数の12題→典型問題ばかりです。組み合わせと順列の区別を意識しよう。
- 数学II→指数・対数・三角関数の15題→対応関係が本質です。
- 数学B→平面ベクトルの13題→平易な問題ばかりです。落とさないように。
第2週
- 数学I→二次関数の20題(1〜6)→二次関数は重いので3つに分けます。
- 数学A→確率の12題(1〜6)→計算に至る思考まで理解してください。
- 数学II→座標の19題(1〜11)→円の方程式の問題のバリエーションの多さには要注意です。
- 数学B→空間ベクトルの12題(1〜6)→ここが数学Bで最も差がつく部分です。
第3週
- 数学I→二次関数の20題(7〜14)→最大最小問題がメインです。
- 数学A→確率の12題(7〜12)→まずはこの12パターンの問題に対応できるようにしましう。
- 数学II→座標の19題(12〜19)→通過領域の典型問題がメインです。
- 数学B→空間ベクトルの12題(7〜12)→ベクトルの空間図形への応用です。得点源になるように!
第4週
- 数学I→二次関数の20題(15〜20)→通過領域が少し絡んでくるタイプを集中して学びます。
- 数学A→整数の18題(1〜9)→素因数分解をなぜ行うのか?を意識してください。
- 数学II→微分法の11題→数IIの微分の本質は符号変化の理解です。
- 数学B→数列の16題→ここが苦手なのは努力不足!しっかりとこのレベルを基礎と思えるように。
第5週
- 数学I→集合と論理の8題→頻度は低いが論理を鍛える気持ちで!
- 数学A→整数の18題(10〜18)→メインは余りの問題です。
- 数学II→積分法の14題→本質は面積の問題で上下の関数を把握することです。
- 数学B→融合問題の18題(1〜6)→主にベクトルを用いた融合問題です。
第6週
- 数学I→数と式の12題→ここは高校入試の復習と捉えてください。
- 数学A→図形の性質の12題(1〜6)→高校入試の復習レベルです。
- 数学II→複素数と方程式の8題→解と係数の関係にすぐに飛びつけるように!
- 数学B→融合問題の18題(7〜12)→整数などとの融合問題です。
第7週
- 数学I→データの分析の3問→とても頻度が低いですが、公式を定義に従って使えるようにしましょう。
- 数学A→図形の性質の12題(7〜12)→少しだけ空間図形を幾何の問題として扱います。頻度は低い。
- 数学II→式と証明の16題→ここは高校数学全般の数式処理の基礎となる分野です。
- 数学B→融合問題の18題(13〜18)→確率漸化式(定番中の定番問題である)などが登場してくる融合問題のコーナーです。
いかがでしょうか?
高校数学をある程度理解できている方が、いちいち因数分解の章などを最初からやっていくのはちょっと学習効率的に疑問です。
だから、こういうちまちました分野は後回しに設定したわけです。
1対1対応の演習が終わったらどの程度のレベルになるの?!
1対1対応の演習が終わった!
このレベルにまで到達できれば、数学IAIIB の範囲は『やさしい理系数学』の演習題も含めた次のレベルに上がることができます。
数IIIはまずは教科書理解(文系範囲の数学よりもパターンは少ない!)から始めましょう。
やさ理を終えられれば東大数学は過去問を合わせれば合格点は取れます。
東工大や数学に特化した大学を目指す人は、やさ理はまだまだ途中の段階です。
ちなみに文系数学では、『文系数学のプラチカ』を選択すれば間違いはないでしょう!
これを自分の力で150問程度の問題に対して解答を復元できるならば、最難関大学の入試でも確実に合格点は取れます!
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文系数学のプラチカのレベルは?合わない方用の参考書はありますよ!
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1対1対応の演習を一気に購入して今日から学習しましょう!
数学Ⅲは先ほどの受験数学のテンプレートを見てくださいね!
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お読みいただき、ありがとうございます。