数検1級の古いの問題ってどういう問題だろう??と思った方はいませんか?
数検1級の難しさ
数検1級はとても難しいです。
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【数学検定1級】参考書の順番で合格率が上昇(過去問は難易度に注意!)
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数検1級が難しいのはその範囲の膨大さ故に勉強の幅を広げすぎると収集がつかなくなり理解不能になるという点にあるのです。
数検1級の歴史を知るための本
上記のリンクでギリギリ中古で購入できるようです。
数検1級は年に3回しかないため20年分以上の問題を解いたことになりますね(笑)
そして、その情報をもとにして本書の立ち位置を説明いたします。
当時の1級の問題は今の2級相当の問題が多く3次関数の極値を求めよ!というレベルの問題が平気で1次試験で出題されていたりしたようです。
僕が合格した回は2005年の7月の第106回検定のため、当時の問題と比較してもかなり平易に感じます。
数検1級の難易度は2000年代の後半がピークで合格率が1%を切る回が平気でありました。
最近は1次試験のトンデモ難度が軽減されてきており、2次が難化している印象です。
そういった意味でも、最古近辺の問題に触れるということは、数検1級を知るためには必要な行為だと思うんです。
数検1級は奥が深い
数検1級の問題は東大の大学院入試のように複雑な場合分けや込み入った方針や、定義の深い理解は問われません。
そのため、数学科の人間は簡単に感じるかも知れません。
難易度の観点で見れば(数学の深淵と比較すると)簡単ですが出題の意図を考えてみると、ハッとする問題が散見されるんですね。
ここら辺は、問題を作成される方々の実力が高い証拠でもあります。
本書は、そういった問題に触れられる本のためオススメいたします。
お読みただき、ありがとうございます。