数学検定1級

数検1級のメリットは成功脳になること!過去問(微分計算)から考察

2019年11月7日

そのような疑問をお持ちでしょうか。

会話相手
学校で先生が数検受けろ!って言ってきます。なぜ数検を受けるのですか?
数検1級
数検は小学生や中学生にとってはかなり有意義なものだよ。その理由は先取り学習にはうってつけのシステムだからだよ。

さらに高校生や大学生や社会人にとって数検は次のような意味を持ちます。

数検1級
順に説明しますね!
  1. 物事を冷静に処理する力が数学を勉強する過程で自然と身に付く。
  2. 上位級になればなるほどその傾向は強くなります。
  3. 数検1級を取れれば論理的思考能力が身についていると言ってOK
  4. 論理的思考とは成功するために必要な条件です
  5. すなわち数検1級に合格できれば成功脳になっていけるのです!

数検1級が意外と身近に感じませんか?

では、微分の過去問の傾向から世の中で成功するために必要な論理的思考力について考えていきます!

数検1級のメリットは成功脳を手にすること

数検1級に合格したのは高校生のときでした。

【数学検定1級】参考書の順番で合格率が上昇(過去問は難易度に注意!)

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会話相手
すごいですね!
数検1級
ありがとう!数学という学問で考えれば数検1級の難易度は相当に低いよ。でも高校生の段階で合格するのは次の点からかなり不可能に近いと思うんだ。

ただその前に上で数検1級の難易度が低いと述べた理由についてまずは説明します。

  1. 答えが存在するとわかっているから
  2. 近年は問題がマンネリ化している
  3. 特に1次試験はその傾向が顕著で最高の効率でに対策すればほぼ受かると思われます。

世の中での数学の研究の最先端では、答えがあるかないか不明な問題に立ち向かっていきます。

その難易度は強烈で、人の命をかけて研究をして一生かけても解けない問題が多数存在する正解です。

そのようなとんでもない難易度と比べれば答えが確実にある(解ける)問題だけの数検1級は相対的に易しいと断言できます。

会話相手
なぜ高校生で数検1級に合格するのがほぼ不可能なのですか?

これは別に自画自賛をしたいわけではないのですが、冷静に考えてかなり非現実的な挑戦だったと思うのです。

  1. 質問する相手がいない(教員も大体はわからないと言って使い物にならない笑→超進学校は別
  2. 範囲が広すぎて手が回らない
  3. 過去問がない→僕は数検1級の研究を合格した時からずっとしているのでメルマガにて傾向や指導をビシバシ可能です!
  4. 内容の概念の抽象度が高い→次元とは何か?などの哲学的な問いにぶつかって普通はアワアワします。
  5. 大学受験の勉強に影響が出るので周囲から反対され物理的に受験が不可能→大学受験数学の必勝法!
大学受験数学の攻略法!教科書からでも最難関までOK

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なんでお前は受かったんだ!って声が聞こえてきそうですが、これは偶然です!

ただ偶然、解ける問題が出てくれただけです。

しかし、数検1級に合格してからは夢や目標を立てやすくなりました。

  • 成功するのに1番必要なことは目標を明確に立てることです。
  • 僕は数検1級に合格した瞬間から起きている時も夢(叶えたい夢という意味です)を見るようになりました。

科学でも夢を叶える方法は、

思考は現実化するという事実を理解してそれを発揮する力をいかに身に持っているか?と同じ意味です。

会話相手
下記の本や記事が参考になります!



数検1級をとると物事を結論から考える力がいやでも身につくので、目標からの逆算思考が自然と身につきます。

だからこそ数検1級を目指すメリットははかり知れずに大きいのです!

数検1級の過去問はどのような傾向?

数検1級の過去問は是非ともメルマガでいっぱい触れてください!

範囲はかなり膨大です。

数検1級の概要はこちらの記事にめちゃくちゃ詳しく書いています!

数検1級
ネット上の情報で1番かと。

そのため今回は微分法について紹介します。

具体的な問題はメルマガに譲るとして、全体的な出題の傾向を紹介します。

  1. 高校数学の微分計算
  2. 偏微分の計算
  3. 全微分の計算
  4. 接平面の方程式
  5. 多変数関数の最大値最小値問題
数検1級
微分法単体でかつ頻出度が高い内容は上の5ステップになります!

そのため、一気にやろうとしても挫折する(経験あり笑)ので順を追った理解がかなり大事です。

会話相手
大事なのは微分法を理解できるできないではなく、上のような説明を他人に説明する能力を持っているか否かの方です。これは数検1級を勉強することの意義にも繋がりますね。

高校数学の微分

こちらは大学受験数学のような込み入った複雑な計算は不要です。

しかしあまり見慣れないタイプの微分計算は要求されます。

会話相手
どんな問題ですか?
数検1級
パラメータが入った関数を2回微分させる問題などだよ。これは東大数学でも出題されたことがあるんだ。

その問題は受験数学ではかなりランクが高い参考書『ハイ理』に掲載されています。


会話相手
じゃあ数検1級の高校数学のレベルは東大受験レベルですか?私には無理です。
数検1級
それは過去問をきちんと吸収してその分野のパターンをメルマガでインプットすればOK。

高校数学をどこまでやればいいのか?それを判定する方法をメルマガでは紹介しています!

数検1級の過去問では偏微分の計算はよく出ている

偏微分って高校生はやらないですが、形式的には受験問題で触れています。

しかし、事実上高校生は偏微分ということを知らないので指導者側も大変な思いをするのです。

普通の微分は接線の方程式の傾きを出すために使われました。

偏微分では例えばx軸方向の偏微分だと、その曲面のx軸方向の接線の傾きを知ることができます。

数検1級
偏微分を計算せよ!は1次試験で頻出です。ここをミスったら不合格確定なので過去問解きまくってくださいね。

数検1級では全微分も出る

全微分の概念がわからなくても合格できちゃうのが数検1級クオリティーですが、数学科の学生や大学院入試を控える方(→必勝パターンあり!)はきちんと意味まで理解してください。

会話相手
マセマの微分積分の本は懇切丁寧に説明しています


イプシロンデルタを使って厳密にやりたい!って方は次の斎藤先生の本がわかりやすいです。

数検1級の過去問で接平面の方程式は点取り問題確定!

数検1級超頻出の問題です!

ここを落としたらまず合格は無理です!

数検1級
公式は1つしかないし、問題の数値も計算しやすい問題ばかりなので試験中に遭遇したら「よっしゃ!」とガッツポーズをしてくださいね。

数検1級の微分法のラスボスは二変数関数の最大値最小値問題です!

会話相手
数検1級の二次試験で出題される微分法の頻出分野が二変数関数の極値に関連する問題です!
数検1級
ここは合否を分ける問題が多いですね。
  1. 停留点を出してから逆のチェック
  2. ラグランジュの未定乗数方

このどちらかで解決します!

詳しくはメルマガで特訓しますので購読されている方は楽しみにしていてくださいね!

数検1級の過去問で微分法だけでも内容が盛りだくさん!範囲が広いので効率的な学習を!

数検1級のメリットをこの記事を通して伝えたかったのですが、大丈夫でしょうか。

このように数検1級合格者はたとえアドリブでも論理的にゴールまでの道筋を説明できる能力を自然に兼ね備えることができるのです。

僕は仕事柄、数検1級の合格者の知り合いが多いですが、多くの方は上のような傾向が見られます。

数検1級は漢検1級や英検1級(あともうちょいで落ちてしまったw)と比べると問題の難易度は低いと個人的には思います。

しかし、合格を目指して努力した過程はあなたの人生に潤いと輝きを与えます。

これを期に数検1級を目指されることを強く推奨いたします!

お読みいただき、ありがとうございます。

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志田龍太郎

東大修士取得後30代で3000万円を築き早期リタイアした元数学教諭(麻布高など指導経験あり)の投資家。サイト+SNS運営などに取り組む傍ら英検1級勉強中。数検1級を高3で漢検1級を教諭時代に取得。数検1級は平成17年度の第106回検定にて合格しました。執筆などお仕事依頼などはお問い合わせからお願いします!

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