難関大学の入試問題が解けない!
そう思っているあなたに朗報です!
受験数学は時間さえあれば誰でも最難関レベルまで到達可能なのです。
僕はかつて超進学校で指導をしていたことがあり、
僕なりに受験数学の全貌を筋道として提示していつでも紹介できるようにしました。
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大学受験数学の攻略法!教科書からでも最難関までOK
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あなたには、そのテンプレートを理解して、確実に偏差値や実力を向上できるように、さらに踏み込んだところまでを紹介したいと思います。
数学の勉強が難しく感じる理由はなぜか?
数学が苦手!
という人がたくさんいるのはどの時代も共通ですよね。
僕はその答えがもう分かっているので、まずネタばらししますね。
- 教科書を理解できない
- 典型問題のインプットをする時期が遅い
- アウトプットから逃げる人が多い
ぶっちゃけ、この3つです。
まずはこの3つのどれにあなたが該当するかをチェックいただいて、その上で解決策を提案します。
数学の教科書を理解できないのはプライドが高いから
教科書って、理解できて当たり前!
という感覚が小学生の頃は思っていましたよね?
その影響で高校生になると、数学の教科書が分からない!という事態に陥ります。
正直、学校の数学教師もピンキリで、本当に採用試験受かったのか?という方もいます。
しかしやはり御三家レベルには数学オリンピック出場者や数検1級取得者などもいて、深い数学の指導ができる教員が多いです。
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【数学検定1級】参考書の順番で合格率が上昇(過去問は難易度に注意!)
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ちなみに東大卒が多いのはお約束です笑
だってほとんどの人が東大目指すのに先生が東大の問題解けなきゃサマにならないでしょ。
しかし多くの人は御三家などの高校ではなく一般的な学校のはずです。
そんな状況で大人の言うことを全部信じるのはNGだと僕は確信しています。
だからこそ、自分で頑張る!と言う覚悟が必要なのです!
その覚悟の中にはプライドをいったん捨てて教科書ガイドなど、教科書を理解するための参考書を購入する必要があるのです。
例えばこの本にも書いてありますが、物理の教科書は多分授業だけだと吸収できないので、物理のエッセンスから初めて教科書を理解していく!というスタンスです。
このように、教科書を理解するということはそう簡単なハードルではないことをまずは認識しましょう。
典型問題のインプットができていないのは使用する参考書が誤っているから
数学の参考書は山ほどあります。
昔の年代ではチャート式くらいしかなかったと聞きます。
情報が少ない時代では皆が同じ情報源から知識を得るので、純粋な地頭勝負になってしまうのです。
しかし今の時代は多くの情報から価値ある情報を抽出して己を高める時代です。
数学の参考書もその1つです。
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学校で配られている問題集だけしかやらないのは一般的には危険です。
分かった気になるからです。
もちろん地頭が良い人はそれで合格できるのでしょう。
しかし多くの人はそれではインプット量が少ないので無理です。
あなたは適切な参考書からインプットをしっかりと行うべきです。
- インプットには時間がかかるので、インプットにかかる時間を短縮できればできるほど数学の実力は一気に向上します。
- だからこそ受験数学に大切なのは時間なのです。
アウトプットを面倒くさがると本番が賭け事のような感じになる
インプットができたら理論上は合格点が取れます。
しかし本番を想定して演習を行わないと想定外のことに対応できずに精神力で負けてしまうかもしれません。
僕も漢検1級では精神力の大切さを痛感しました。(最後には勝った!w)
アウトプットはただでさえ大事な時間を割いて行うので、しっかりした問題がある参考書がベストです。
合否を分けたこの1題は隠れた高コスパ本の名著
数学が難しい大学の今年の入試問題から合格者が確実に解けた問題を抜粋した本です。
本書は毎年改定されていて僕はずっと買っています。
しかし、この問題集は3年に1回だけダブっている問題やテーマをまとめた1冊として再編集されたバージョンが発売されます。
この問題が合否を決める!
の最古のシリーズが04〜06年度入試です。
本の厚みがどんどん増えているのが分かると思いますw
このように、本書『合否を分けたこの1題』では最後のページに主要大学の過去数年間の数学の問題の難易度の遷移データが掲載されています。
このページのためだけに本書を購入するのも全然ありです!
(と言うか学校の教員がこういった資料を授業で生徒に提供すべきだと思うが…)
こんな図で難易度の様子が掲載されています。
縦軸のQ(問題のレベルの質)に関して僕の所感を書きます。
- 原点は『1対1対応の演習』レベルです。
- 1マス上がると『やさしい理系数学』or『文系数学プラチカ』レベルです。
- 2マス上がると『ハイレベル理系数学』or『新数学演習』レベルです。
このように先ほど述べた数学の学習テンプレートと合わせてこの難易度の遷移グラフがより一層価値を持ちます。
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合否を分けたこの1題は解説が神がかっている!
問題はこのようなページに書いてあります。
右上のBやCは問題の難易度基準です。
ちなみにBが『1対1対応の演習』レベルです。
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1対1対応の演習を夏休みに一気に仕上げるための学習スケジュール!
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これに対して解説は次のように丁寧です。
これは確率の問題ですが、漸化式を持ち出す方法とゴリ押しでやる方法の2タイプが説明されています。
このような別解の多さは受験生目線だと思います。
実験から分かる規則性などがビジュアル的に解説されているので本当に神!
さらに類題が近くに掲載されているのが本書の1番のポイントです!
最近の最難関大学の数学は同レベルの大学の類題が出たりと、そんな傾向です。
だからこそ、類題が載っているという事実はかなりのアドバンテージです。
実際、記憶も類似なものは頭に入りやすいですし。
記憶のフックが〜って話です。どこかで聞いたことがあるでしょう?
受験数学のアウトプットで本書を是非とも候補の1つとしていただければ幸いです。
ちなみに絶対に書店では買えない最古のシリーズはこちらです。
本書の強力な助っ人を利用して、数学を得意にしてくださいね!
お読みいただき、ありがとうございます。