僕は数学が嫌いな人を見ていて本当にもったいないな・・・と思います。
何故かって?それは数学が苦手な人と得意な人は次の2つの大きなギャップがあるからです。
数学が得意な人は次のことが出来るのです。だから大切なのです。
- 論理的に自ら進んで考えて未来を掴もう!という気持ちが強いので、数学が苦手な人よりも勝てる場面を意識的に選択できる可能性が高まる。
- 無意味や理不尽という事柄が至る所に存在するという事実を知るので、予期せぬ出来事があっても事実を真実として受け入れられる。
この2つは僕が思う数学に対しての核のようなもので、このブログの節々に類似な主張が出てくると思います笑
つまり、幸せにこの世界を生きれる人間になって欲しいので、大学は数学を受験科目に課していると考えます。
大学もそういった未来を楽しく掴めそうな学生を指導したいですからね。
そのためには、良い大学や情景度が高い大学に入った方が良いですよね。
単に学歴が〜とかではなく、その方が次のようなメリットがあるからです。
- 頭脳的に刺激をもらえる人に出会えたり、
- 将来の可能性が広がる
そのため僕は世の中学生や高校生が数学の偏差値(ここでは実力と考えます)を飛躍的に向上できるように、受験数学のテンプレートを作成しました。
-
大学受験数学の攻略法!教科書からでも最難関までOK
続きを見る
しかし、その中核の『1対1対応の演習』に行きつく前にエネルギー切れを起こしてしまう人が多い現実を見てきて、
何とかしたい!そのためにどうすればいいか?を考えてきました。
-
1対1対応の演習を夏休みに一気に仕上げるための学習スケジュール!
続きを見る
本記事にはその答えを提示させていただきます。
すなわち、数学の本質部分を効率よく吸収できるような独自の配列を組み立てて、あなたに提案していきます。
なぜ教科書内容で高校の大半を終えてしまうのか
多くの学校では、数学Ⅲの内容を高3の途中もしくは終盤に終えます。
それでは受験演習もできたものではありません。
はっきりいって生徒が可哀想です。
灘高などの特別に進度がスピーディーな学校は別ですが(だから実績が良いとも言える)、
御三家でも、中堅私立の学校と同じようなスピードで行なっている学校もあるほどです。
それほど、僕から見て数学の教科書レベルの吸収のカリキュラムは遅すぎると感じます。
学校の方針によっては仕方がないのも重々承知しておりますが・・・。
実はこのことは僕が高校生の頃からずっと思っていたことで何十年経過しても変わらないようです。
だからこそ、その流れに巻き込まれて苦しい思いをしているあなたを何とか助けたいと思っています。
学校は生徒を客観的に評価できれば多くの人は良いと思っているので、生徒の偏差値がどうか?というのは学校経営よりも大事か?と言われると、全員が賛同しないと思います。
だからこそ、受験を控えるあなたは、自ら進んで学び取って行かなくてはならないのです。
ただでさえ短い数年間なのですから、無駄にするのはもったいないですよ。
本書をこなせれば受験数学で足を引っ張ることはない!
このような薄さで受験数学の典型問題を網羅しているコスパ最高の参考書はありません!
僕はかつての勤め先でそのような試験を作成していましたが、浮いていたようです。
しかし、それで東大の理科I類に受かった方もいらっしゃるので僕は間違ったことはしていないと思っています。(もちろんそれは生徒の努力の賜物です。)
だからこそ、僕はあなたには「数学は授業で習っていないから〜」とか言わずに、
どんどん先取りで学んで欲しいと強く願っているのです。
以下は各自で学年を動かして考えていただければと思います。下記は理想です。
僕はその本質部分を、この記事でまとめて紹介したいと思います。
もちろん全部は紹介していません!
それは網羅型参考書の役目であるので、僕はそこに行く前の各分野のとっかかりをしっかりと掴むためのフォローをしたいと思っているのです。
中学数学は中1で終わらせたい!
まずは中学数学です。
ここは瞬時に片付けましょう。本気を出せば中1の夏休み前に終わらせることが可能です。
数検の目標では数検3級を中1でゲットしたいですね!
-
【数学検定3級】合格率60%のレベルの難易度で過去問不要!合格点を取るために必要な参考書や問題集を解説
続きを見る
いか、中学数学で掴みたい本質部分をまとめます。
一部高校に回した方が効率が良い部分は高校の方で扱います。
(記事が出来次第、更新します!)
高校数学は今の時代は学習のテンプレートがあります!
次は高校数学です。
数検の目安で言えば、高校入学以前に数検準1級を取得できればかなり素晴らしい!
-
【数学検定準1級】難易度レベルは受験数学の偏差値帯!合格率を上げる過去問の取り組み方
続きを見る
こちらも各記事が完成次第、順次更新していきます。
- 展開と因数分解
- 平方完成をなぜ学ぶのか?
- 相似→三角比→三角関数の流れを把握せよ!(サインコサインの定義など)
- 座標というアナログの処理方法
- ベクトルというデジタルの処理方法
- 複素数の3つの役割を言えますか?
- 算数的処理の実験の数学(確率・数列)
- 微分法と積分法
先ほども書きましたが、全部を網羅している訳ではありません。
それは『1対1対応の演習』の役割であるからです。
文系の場合は『文系数学のプラチカ』です。
これらの本は難関大学が出してくる典型問題がコンパクトにまとめられている神様のような本です。
このように、今の時代は情報が氾濫していて、どの情報を取りに行くかで迷ってしまいますよね。
しかし僕が信じる数学の成功への道は今までに示した通りです。
多くの方が参考になさって、数学嫌いから数学を自発的に学習されることを願っております。
お読みいただき、ありがとうございます。